福岡コワーキングスペース視察レポート

福岡のコワーキングスペースの視察に行ってきました。

20180117_231637513_iOS.jpgLCCを使うと、福岡へ行くハードルも下がります。


顧問弁護士の藤井先生の引合せで、コワーキングスペース3店の勤務経験のある(うち2店は店長)山下さんとご縁をいただき、現役店長と顧問弁護士のアテンドという超豪華な視察となりました。

20180118_031327645_iOS.jpgごま鯖定食に舌鼓!


「天神COLOR」

20180118_044805143_iOS.jpg

スタートアップ支援に特化していらっしゃいます。
大きな黒板に入居者の名前や訪問企業の名前が。
すでにビッグネームになった会社の名前もありました。

20180118_050052403_iOS.jpg寺井さんにご案内頂きました。


「HOOD天神」


福岡移住計画さんと西日本鉄道さんのアライアンスで運営されています。


ディレクターの窪田さんにご案内頂きました。急な訪問にも関わらずご対応いただきありがとうございました。
次回はほかにも運営していらっしゃる海沿いのコワーキングスペース、「SALT」にもお邪魔したいと思っています。


「nomad cross-tenjin」

20180118_055920866_iOS.jpg
静寂感はこちらが一番でした。
資格試験や、会議室では英会話の個別指導など、仕事のほか勉強にも幅広く使われているスペースでした。
6年前の開設以来、地道に利用者を増やされているお話をお聞きすることが出来ました。

20180118_062841928_iOS.jpg

設備各所に手書きのPOPがあり、温かみを感じます。


「Fukuoka Growth Next」

20180118_075604231_iOS.jpg
こちらはコワーキングスペースではなく、官民共働型スタートアップ支援施設です。
旧大名小学校の廃校後、校舎をそのまま利用して作られた施設です。
昨年の入居募集時には相当な倍率だったとか。
それもそのはず、スタートアップをハード・ソフト両面から全面的に支援しています。
「スタートアップカフェ」では専門家が常駐し、いつでも起業に関するお悩みに応える体制ができており、また教室は1社専有やシェアオフィスなど様々な形態で、格安な賃料で企業に提供されています。
「オール福岡」で起業家を支援しよう、という意気込みが感じられる施設でした。

20180118_035238008_iOS.jpg

外観は小学校そのもの。

20180118_071724200_iOS.jpg

校舎がそのまま温存され、活用されています。

20180118_072214412_iOS.jpg

カフェもあってくつろげます。


「ヨカラボ」

20180118_080950051_iOS.jpg
最後に訪れたのが、「ヨカラボ」。
「ラボ」というネーミング通り、3Dプリンタなどを備えたクリエイターには嬉しいラボスペースがあり、またオーナーさんの趣味で集められたミニチュアが各所に置かれ、遊び心あふれるレイアウトにわくわくしました。

20180118_081446678_iOS.jpg

大好物の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアンが!

20180118_081339746_iOS.jpg

3Dプリンタとペーパークラフトの富士山!

入退室には運営会社が自社開発したシステムが使われており、正確な利用時間を把握することが出来ます。そのため、コワーキングスペースには珍しく、時間や曜日で利用プランが選べるようになっています。

20180118_083018490_iOS.jpg


なにより店長さん、スタッフのスペースを愛する気持ちが伝わってきて、それが居心地のいい空間づくりにつながっているのだなと強く感じました。


今回の訪問を通じて、「福岡」という土地のポテンシャルの高さを強く感じました。
東京一辺倒ではなく、福岡に集う起業家の独特なパワーを感じ、「東京も負けてられん!」と思うと同時に、すべてを東京一極集中前提で考えている自分の視野の狭さを痛感させられた福岡視察でした。

20180118_103431741_iOS.jpg最後は水炊き→鶏雑炊で〆ました。

次へ

「春休み何したの?」「リモートでインターンシップしてました」 ~現役女子大生が教えるコワーキングスペースの活用方法~

前へ

今日の仕事場は「モバイルワークオフィス『ちょくちょく...』」編