一人ひとりが自分らしい働き方を選択できる社内制度とは?社内の声と併せてご紹介します

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厚生労働省が推進する働き方改革の指針には、少子高齢化社会における労働人口の確保に欠かせない「多様で柔軟な働き方の実現」がテーマのひとつに挙げられています。このテーマを実現するために見直すべき課題や適切な解決方法は企業によって異なりますが、
就業場所や勤務時間に縛られないテレワーク制度の導入は、幅広いケースで選択肢として有用です。

実際に、働き方改革における成功事例では、テレワークを軸にした社内制度を敷いている企業も少なくありません。今回は、その一例として中小企業向けのクラウドソリューション事業を展開するキャップクラウド株式会社の「働き方選択制度」をご紹介します。

現に本制度を利用する社員の感想も掲載していますので、働き方改革の具体的な施策にお悩みの場合には、ぜひ本記事の内容を参考にしていただけますと幸いです。

キャップクラウド株式会社の「働き方選択制度」とは?

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キャップクラウド株式会社の「働き方選択制度」は、定められた4つのメイン勤務地の中から、社員一人ひとりが自由に働く場所を選択できるフレキシブルな社内制度です。

テレワークでよくある在宅勤務に限定された社内制度ではなく、本社への出勤やサードプレイスオフィス(※1)での勤務も認められている点が特徴で、流動的な社会情勢や突発的な家庭環境の変化に相対しても、それぞれの事情に合わせて常に最適なワークスペースで働き続けることができます

また、働く場所の制約から解放されることによって、必ずしも通勤圏内に住む必要がなくなりますので、これまでは難しかった全国各地からの就業も同時に実現が可能です

※1...サードプレイスオフィス=「会社(第1のオフィス)」でも「自宅(第2のオフィス)」でもない、「サードプレイス(第3のオフィス)」を従業員が働くことのできる空間として認めるという発想で、主に事業者が提供するワークスペースを指す。


本制度で選択できるメイン勤務地の詳細は、以下の通りです。

メイン勤務地:本社/anyplace.work 富士吉田

4644.jpg▲anyplace.work 富士吉田(山梨県富士吉田市)

キャップクラウド株式会社では、東京都渋谷区にある本社のほか、山梨県富士吉田市にある自社運営のコワーキングスペース「anyplace.work 富士吉田」をサテライトオフィスとして用意しています。

2つの自社オフィスは、自宅にテレワーク環境を構築することが難しい場合や、どうしても出社する必要がある業務を抱えている場合、豊かな自然環境の中でリフレッシュしながら働きたい場合などにメイン勤務地として選ばれることが多いようです。

▼anyplace.work 富士吉田
https://anyplace.work/

メイン勤務地:自宅

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もちろん、育児や介護などの家庭事情にも柔軟な対応ができる在宅勤務も認められています。ただし、必ずしも自宅が仕事に最適な環境であるとは限らないため、「テレワーク=在宅勤務」という考えに固執することは危険ですが、条件さえ合致すれば通勤時間が発生しない自宅は魅力的な選択肢であると言えるでしょう。

ほかの選択肢に比べると、テレワークを実施する際の課題もとりわけ多いですが、ひとりで黙々と作業することが苦にならなかったり、仕事とプライベートをきちんと区別できるのであれば、理想的なメイン勤務地かもしれません。

メイン勤務地:anyplace

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自社製品である打刻ロケーションシステム「anyplace」が設置されている勤務許可地点をメイン勤務地として選択することも可能です。本制度においては、同社が提供する全国のワークスペースが使える法人向けシェアリングサービス「anyplaceパスポート」を活用し、より幅広い施設の中から柔軟に働く場所を選択できるシステムを実現しています。

営業や打合せの合間に過ごせる拠点が必要な外回りの多い業務に従事する社員だけではなく、保育園やスーパーなど日常生活でよく訪れる場所の近隣で効率良く働きたい社員にも人気が高いメイン勤務地とのことです。

▼anyplaceパスポート
https://anyplace.jp/anyplace-passport/

メイン勤務地:サードプレイスオフィス

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自社オフィスや関連施設だけではなく、社外のコワーキングスペースやレンタルスペース、シェアオフィスといったサードプレイスオフィスもメイン勤務地として選択できます。

社内・社外を問わずに幅広い施設を選択肢として用意しているため、より広範囲をカバーでき、社員一人ひとりの多様なニーズに応えられる体制づくりを行っている点も本制度のポイントです。

「働き方選択制度」に関する社員の声

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新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、テレワークが急速に普及し始めた世の中の動きに先行する形で制定された本制度も、2020年6月のスタートより早1年余りが経過しました。

2020年以前から、テレワークやフレックスタイムの導入といった働き方改革に積極的な姿勢を見せている同社ですが、本制度の発足を皮切りに社員一人ひとりが働く「場所」と「時間」を自由に選択できるようになったことで、導入開始時から社内では概ね高い評価を得ています。

では、スタートから1年の月日を経た現在の従業員満足度は、一体どのような結果となっているのでしょうか。ここからは、実際に本制度を活用して働く社員の皆さんからの声をご紹介します。

▼「働き方選択制度」がスタートした直後の社内アンケート調査の結果はこちらをご覧ください。
・働く「場所」の選択制度について
https://shikumi-ken.jp/2020/10/hatarakubasho.html
・働く「時間」の選択制度について
https://shikumi-ken.jp/2020/11/hatarakujikan.html

北田萌さん・社長室(メイン勤務地:anyplace.work 富士吉田)

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――anyplace.work 富士吉田をメイン勤務地に選択した理由を教えてください。

当社が運営するコワーキングスペース「anyplace.work 富士吉田」は、現在のメイン勤務地であるとともに、私が運営管理業務を担当する施設でもあります。まだ今春に入社したばかりですが、施設がある山梨県富士吉田市は、兼ねてより携わりたいと考えていた「地方活性化」の分野において大変興味深い街ということもあり、今後もこの場所で知識と研究を深めていきたいです。

――就職先を決める際に働き方選択制度の影響はありましたか?

学生時代に過ごした海外で「人生を自分のやりたいことのために生きる」と決心し、現在はアメリカの大学院で経営学を学び、フランスの大学院で地方活性化に関する研究を行っている身でもあります。そのため、仕事と大学院を両立していく生活の中で、時間に融通が利くフレキシブルな働き方を実現できる本制度は、私の理想とするこの上ない制度だと思いました。

――働き方を柔軟に選択できる現在の生活に満足していますか?

はい。今後も仕事と大学院の双方に全力でコミットするためには必要不可欠な制度であると考えています。当然ではありますが、一緒に働く同僚も本制度を活用していますので、勤務時間の途中に抜けることで周囲からひんしゅくを買うこともなく、気兼ねなくメリットを享受できているため大満足です。営業職の方やコミュニティを拡げたい方は、ぜひ一緒に富士吉田で働きましょう。

鈴木侑さん・anyplace 営業(メイン勤務地:anyplace)

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――anyplaceをメイン勤務地に選択した理由を教えてください。

私が家族で富士吉田に移住してきたのは、昨年9月のことです。同じタイミングで現在の会社に転職した直後は、主に「anyplace.work 富士吉田」で働いていたのですが、外回りが多い営業職ということもあり、出張時や悪天候時にも柔軟に動けるようメイン勤務地をanyplaceへと切り替えました。

――メイン勤務地を選択する際には何を重要視しましたか?

家庭や生活圏、業務内容など、現在の自身を取り巻く環境を分析し、最も効率良く働けるよう念入りに考えました。特に、富士吉田市は冬場の冷え込みが厳しい土地なので、降雪や路面凍結といった気候の影響も考慮したと記憶しています。また、出張の存在も無視できない職業柄であるため、施設の選択肢が多く幅広いエリアをカバーできる点も魅力的でした。

――働き方選択制度のある会社に転職して生活は変わりましたか?

これは地方移住を決めた理由でもあるのですが、家族との時間を優先できるようになったことが最大の変化です。都市部で仕事に追われる毎日を送っていた頃には考えられませんでしたが、効率良く働けるようになり、家族水入らずで過ごす理想的な生活を手に入れることができました。直近では、私が子どものイレギュラーに対応できる環境なので、妻が仕事を再開する際にも助かりました。

松永文音さん・広報担当(メイン勤務地:自宅)

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――自宅をメイン勤務地に選択した理由を教えてください。

私の場合は本制度が導入される以前から、基本的に本社で働きつつ、たまに自宅か富士吉田でテレワークをする働き方をしていました。当時から「今日はどこで仕事をすれば最も効率良く働けるのか」を常に考えながら日々の勤務地を選定していましたが、これまでの経験を振り返り、私がデスクワークのパフォーマンスを最大限に発揮するためには在宅勤務がベストであると判断し、現在は自宅の中に仕事場を設けてメイン勤務地としています。

――メイン勤務地を選択する際には何を重要視しましたか?

自身の特性と業務内容に強く意識を傾けて検討しました。普段は外出や人と会う機会が多い業務に従事しているため、デスクワークの際には、「集中できる環境であること」と「時間を有効活用できること」を最も重要視しています。私の場合は、これらのポイントに合致した場所が自宅でした。とはいえ、プライベートと隣り合わせの場所でもあるため、勤務中は読みかけの本やゆっくりできそうなソファなどに誘惑されないよう気を付けています。

――働き方選択制度が導入されてから社内で変化したと思う部分はありますか?

本制度の導入をきっかけに、社員一人ひとりが自分らしく働ける場所を自ら選択できるようになり、働き方の多様化が社内で一気に進みました。それぞれ働き方が少しずつ異なるからこそ、互いの違いを尊重し合いながら働くことができています。特別な理由を必要とせずに会社以外の場所で働ける文化を魅力的に感じていることはもちろんですが、今後、自身のライフステージが変化した際にもこの土台は心強いです。

戸嶋冬生さん・社長室 アシスタント(メイン勤務地:本社)

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――本社をメイン勤務地に選択した理由を教えてください。

緊急事態宣言の実施期間中は、人との接触をなるべく避けるために在宅勤務を行っていましたが、まだ自宅で仕事をする環境が万全ではありません。加えて、私が担当する業務の大半はリモートで対応できますが、オンラインで完結できないものも少しありますので、効率良く仕事を進めるためにも現在は本社をメイン勤務地としています。

――メイン勤務地を選択する際には何を重要視しましたか?

メイン勤務地の選択時には、自身の業務内容を見直し、自宅の環境と照らし合わせて十分に検討を行いました。もちろん、オフラインの業務が月に何日か出社してカバーできる量であれば、自宅をメイン勤務地に選択して満員電車での通勤を避けることもできますので、リモート対応が可能か否かで業務内容を分別してバランスを図ることは大切だと思います。

――今後も働き方選択制度の継続を希望しますか?

以前までは所定の時間通りに働くことが前提でしたので、自身のライフスタイルや業務内容に応じた最適な働き方を選択できる本制度はとても魅力的だと感じています。特に、私用で中抜けができるようになったことで、時間の自由度が格段に向上しました。今後ますます生活が多様化しても、家庭事情やライフステージに合わせて柔軟な対応ができる満足度の高い制度であると思いますので、これからも継続を希望しています。

働き方を自由に選択できる働き方は、理想や未来の話ではない

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本記事でご紹介したキャップクラウド株式会社の事例のように、テレワークを軸とした柔軟性のある働き方を許容する会社は着々と増え続けていますが、就業先を選ぶ際には十分なチェックが必要です。

例えば、同社の「働き方選択制度」では、4つの選択肢の中から働く場所を自由に選ぶことができるだけではなく、それぞれのメイン勤務地で金銭的な補助も実施されているとのこと。

就職・転職活動の際にテレワークを条件として挙げる場合には、実施の有無に注目しがちですが、このように具体的な内容もしっかり確認しておくと安心でしょう。

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